キケンな賛辞

2006年1月12日
「痩せたね」
ほとんどの女の子にとって、これは褒め言葉だと思う。
訂正。
ほとんどの心身健康な女の子にとっては。

摂食持ちのあたしはストレートに喜んでるわけにはいかない。
嬉しいのは束の間だけ。
その後つきまとうのはプレッシャー。
痩せたからだを維持しなければならないと思い込んでしまう。
それが進化すると、拒食。
太ってた以前に比べて痩せたからって、充分じゃないと思い始める。
もっともっと細くならなきゃ。
そうやって自分に圧力をかけてゆく。
反動でやってくる過食。
拒食の時に食べることを我慢していたのがふっとんで、
何をどれだけ食べても満足できなくなる。
コントロールなんて当然不可能。
結果また太る。

このサイクルなんてこんなに明確なのに。
どうして世の中の大勢の人には理解してもらえないんだろう?
どうして痩せたり太ったりを極端に繰り返す人に
「太ったね」「ダイエットしろ」「痩せたね」「もっと食べたほうがいいよ」
なんて言葉をかけられるんだろう?

たとえ褒められていたとしても
あたしは「痩せたね」なんて言われたくなかったよ、今日

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